腰痛の原因はおもに
日常生活の中にあります
「人生の中で、どなたも一度は腰痛を経験する」ともいわれているほど、非常に多くの方が腰痛に悩まされています。
腰の痛みが慢性化しており、改善を諦めている方もいるかもしれません。
しかし、腰痛の多くは生活習慣の積み重ねで起こることが考えられているため、セルフケアによっても十分に改善・予防を目指せます。
こちらのページでは、腰痛をテーマに原因や対処法について詳しくご紹介しています。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 椅子から立ち上がるときに腰が痛む
- 腰まわりの筋肉が張っている
- 腰の痛みで前屈みになれない
- なぜ腰が痛いのか原因が分からない
腰痛とは
腰部周辺に鈍い痛みや筋肉の張った感じ、重だるい感じなど不快感が生じている状態を「腰痛」と一般的に呼んでいます。
症状を表した言葉であるため、何か特定の病気を示しているわけではありません。
適切な対応ができるよう、腰痛の概要をこちらでしっかりとご確認ください。
腰痛の症状
腰痛は、原因によって「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」の2つの種類に分けることができます。
各々の特徴は次の通りです。
特異的腰痛
医療機関の画像検査で、原因を特定できる腰痛のことです。
腰部の椎間板が飛び出した「腰椎椎間板ヘルニア」や脊柱の変性により周辺の神経が刺激されてしまう「腰部脊柱管狭窄症」などが代表例に挙げられます。
全てではありませんが、特異的腰痛では、腰痛とともに下半身の痛みやしびれを起こす「坐骨神経痛」の症状がみられる場合があります。
非特異的腰痛
医療機関の画像検査で、ヘルニアや狭窄症といった病気がみつけられない腰痛のことです。
腰痛の多くは、原因不明の非特異的腰痛だといわれています。
急激な痛みをともなう「ぎっくり腰」も原因が分からないことが多いため、非特異的腰痛に含まれます。
非特異的腰痛の場合は、しびれや麻痺といった症状は基本的にみられず、腰まわりの張り感や鈍痛、重だるさなどがおもな症状となります。
腰痛の原因
筋疲労
非特異的腰痛の主要な原因には「筋肉の疲労」が挙げられます。
スポーツや肉体労働などで疲れが溜まると、筋肉の柔軟性が徐々に低下していきます。
血液の巡りも悪くなり、老廃物の排出がスムーズに行えなくなることで、腰部周辺の痛みや違和感につながると考えられています。
腰への過度な負担
急激な負荷で腰部周辺の筋線維を損傷し、腰痛へとつながるケースも考えられています。
腰にストレスのかかる動作には、
・前屈みで重たいものを持ち上げる
・腰を急にひねる
・身体を反らせる
・起き上がる
などが挙げられます。
また、動作時に限らず、長時間座った姿勢が続くことでも腰部に強い負担がかかると言われています。
内臓、血管の病気
胆嚢炎や胆石、尿路結石、十二指腸潰瘍、腹部大動脈乖離など、内臓、血管の病気から腰痛が引き起こされているケースもあります。
命に関わることもあるため、何か体調の異変を感じましたら、速やかに医療機関にご相談ください。
腰痛に対するセルフケア
慢性的な腰痛を緩和するには、腰部の柔軟性を高めて、血液の巡りを良くしていくことが重要です。
こちらでは、日常で簡単に取り入れられる腰痛への対処法をご紹介します。
痛みを長引かせるほど、症状改善に時間がかかりやすくなるといわれています。
腰痛の早期改善を目指すためにも、セルフケアはなるべく早めに始めることがおすすめです。
腰痛の予防法
姿勢の意識
猫背になっていたり、腰が強く反っていたりすると腰部の緊張を強めてしまいます。
立っているとき、座っているときにかかわらず、骨盤を真っ直ぐ立てて、背中を楽に伸ばした姿勢を意識しましょう。
かかと、お尻、背中、後頭部を壁につけて立つと、正しい姿勢を確認することができます。(腰と壁の隙間は手のひら一枚分ほどが理想です)
安静にする
動けないほどの急激な痛みが発症した際は、なるべく安静を心がけてください。
無理に動かすことで、患部の状態を悪化させる可能性があります。
「痛みがある側を上にして横向きで寝る」「膝の下にクッションを置いて仰向けに寝る」など痛みが出ない姿勢をとり、ゆっくりと休んでください。
通常のぎっくり腰であれば、2.3日ほどで動けるようになります。
しかし、数日経っても痛みが変わらない場合は何か病気の可能性があるため、一度医療機関にご相談ください。
温める
慢性的に続く腰痛であれば、温めることで症状が緩和する場合があります。
温めると血行が回復し、痛みや違和感の原因となる老廃物の排出を促進できるためです。
ホットパックを腰部に当てる方法をはじめ、ゆっくり湯船に浸かることも腰痛の改善には有効と言われています。
腰痛の予防法
十分な睡眠
睡眠中に分泌が増加する「成長ホルモン」の働きで、疲労の回復や痛めた組織の修復が促されていきます。
腰部への疲労を溜めないためにも、8時間ほどの睡眠時間はしっかり確保するようにしましょう。
また、疲労回復には、睡眠の質も大事になります。
生活リズムを整え、質の高い睡眠をとるためにも、規則正しい生活を心がけてください。
適度な運動
ウォーキングやジョギング、体操など適度な全身運動を週に2回以上は習慣にしましょう。
身体を動かすと全身の血液の巡りが良くなり、腰痛の原因となる疲労物質の排出を促すことができます。
しかし、過度な運動は反対にストレスや疲労を溜めて腰痛の原因となるため、ご注意ください。
ストレッチ
・肩幅程度に足を広げて立ちます
・骨盤の後方(ベルトのラインあたり)に手を置きます
・上体を後方に倒しながら、骨盤を前方に押し込むようにします
3秒2〜3セットが目安です。
ストレッチが加わらないため、骨盤を押し込む際は膝が曲がらないようにお気をつけください。
ふみ接骨鍼灸院の腰痛に対するアプローチ
当院では、腰痛に対して次のような施術・アプローチを行い症状の改善を目指していきます。
施術内容
鍼灸
鍼を刺したり、お灸の熱を加えたりして経穴(けいけつ:いわゆるツボと呼ばれる箇所)を刺激していく施術です。
ツボを刺激することで、身体には鎮痛作用が働くといわれています。
また筋緊張が緩和し、血行も改善してくるため、筋肉に溜まった疲労物質の排出を促すことが可能です。
使用する鍼は髪の毛ほどの細さであるため、刺したときの痛みは少なくなっています。
また、お灸は肌ともぐさの間に空間がある「間接灸」を行うため、熱くなりすぎる心配はほとんどありません。
カッピング
カップ(吸い玉)を肌に吸着させる施術です。
カップ内を真空状態にすることで皮膚や筋肉を上に持ち上げ、日常生活で固まってしまった筋膜の癒着を剥がしていきます。
腰部を中心に、背中や肩、足など腰痛に関連する箇所の柔軟性を高め、痛みの軽減を図ります。
カップを吸着する際、軽く肌が引っ張られる感触はありますが、基本的には刺激の弱い施術になっています。(強さは調整いたします)
腰痛に関するQ&A
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腰痛の原因は何ですか?
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仕事やスポーツ、長時間の同一姿勢などによる「筋肉の疲労」が腰痛のおもな原因に考えられています。
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足がしびれるのですがヘルニアでしょうか?
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下半身に痛みやしびれが出現する際は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気が疑われます。
一度医療機関で検査を受けてください。
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腰痛をそのままにしていると、どうなりますか?
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筋肉の疲労を蓄積させていると、急激な痛みを引き起こす「ぎっくり腰」の発症へとつながる可能性があります。
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日常で行える腰痛の改善方法を教えてください。
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身体を温め、筋肉の柔軟性を高めることで、痛みを軽減できる場合があります。
また、腰部への負担を強めるため、前屈み姿勢はなるべくとらないように気をつけましょう。
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接骨院・整骨院で腰痛への施術に保険を使えますか?
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ぎっくり腰のように、痛めたきっかけや日時が明確であれば、保険を使える場合があります。
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腰痛への施術は痛くはありませんか?
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リラックスした状態で受けていただけるよう、痛みを感じにくい施術を行っております。
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腰痛の施術期間はどれくらいですか?
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再発防止のメンテナンスを含めて、2.3ヶ月ほどかかるケースが多くなっています。
しかし、身体の状態にもよるため、期間は個人差があります。
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接骨院・整骨院の施術だけで腰痛は改善できますか?
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改善は期待できます。
しかし、セルフケアも合わせて行っていただいたほうが、症状は早期に改善しやすくなっています。
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腰痛を予防するために日常で何ができますか?
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疲労回復を促すため、夜はしっかりと眠るようにしてください。
また、身体が硬くならないよう、適度な運動も大事になります。
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接骨院・整骨院の施術で腰痛を予防できますか?
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はい。施術で筋肉の緊張をほぐしたり、身体のバランスを整えたりしておくことで、腰痛の予防が期待できます。
著者 Writer
- マツキ タケフミ
松木 威文 - 生年月日:1989年5月27日
血液型:AB型
出身:福岡市
趣味:旅行、美味しい物を食べること、美味しいお酒を飲むこと
得意な施術:温灸、自律神経調節
資格:はり師、きゅう師(国家資格)
柔道整復師柔道整復師(国家資格)
患者様へ一言:あなたの健康のサポートを行います!
なんでも気軽にご相談ください。
当院のご紹介
ABOUT US
ふみ接骨鍼灸院
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